レコーディングにかかる時間

スタジオブログ

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2020.10.19

レコーディングしました③~レコーディングにかかる時間~

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「レコーディングしました③~レコーディングにかかる時間~」です。

前回はレコーディングスタジオの選定について書きました。

今回は実際のレコーディングの話しです。

僕が実際に今回、レコーディングに使用したJZスタジオさんの話しを交えて書いていこうと思います。

通常バンドのレコーディングだと1曲につき、1パート3テイク程度録音します。

別に時間があれば納得いくまで何テイクでも録ってかまわないのですが、大体はどれだけとっても結局は最初の3テイクのどれかを選択することになることが多いです。4テイク以上だと集中力が続かなくなるのと、勢いがなくなるので良いテイクが取れなくなります。

4人編成のバンドの場合4人×3テイク=12テイク。つまり1曲5分の曲だとすると

それだけで60分、実際には転換や取った音源の確認を1人につき2回程度はするので

倍の2時間、ある箇所のフレーズだけの取り直し、ピッチ(音程)やリズムの修正などを加えると普通に3時間くらいかかってしまいます。おまけにレコーディングの準備としてセッティングやマイクの位置決めなどに最初1時間くらい取られます。どれだけ効率よくすすめても3曲だと8時間くらいはかかってしまいます。

よくはじめてバンドのレコーディングをする生徒さんと話していると頑張って10曲程度を1日で取ろうとするらしいのですが、一発撮りで録りなおしを2回までにするとかでもしないと不可能です。確かに学生さんや20代の若い方だと費用の面などで安くあげたいのは理解できますが安物買いの銭失いという結果になりかねません。
今回僕が参加したレコーディングはボーカルとギターのデュオでした。
その場合だと2人でのレコーディングなので人数が少ない分テイクも少なく済みましたがそれでも1日目は6時間で3曲程度しか録れませんでした。2日目に一発録音も2曲試してみましたがそちらは1時間で2曲取れましたので技術に自信があってライブ感を感じられる録音がしたい方にはおすすめです。

次回は編集作業について書いていきます。

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